長谷川謙一 代表率いるレース業界を上から下まで串刺しする希少なレーシングチーム。自前のサーキットコースも2本所有し、レンタルカートの入門から、レーシングカート、FIA-F4、の各クラスを同時運営。スーパーフォーミュラー監督や、パートナーシップにERS 山本龍司 がバックアップしており実践的にレーシング体験できる環境が揃っている。ご存じ TAKUMA KIDS KART CHALLENGE をサポートしているのも同チームだ。
レーシングカートチームは色々とあるが、もちろんどこのチームにもカラーがあり、ATEAM Buzz Racingチームもまたその尖った性格上一般的なカートチームとは違った運営形態となっている。使い方にコツの要るチームではあるが気づかない間に相当高いところまで引き上げられていく感がある。ATEAM Buzz Racingチームはカート屋ではなくレース屋だからだ。カートは4輪レースの原点であって、頂点まで関わっているチームに所属すると何が起こるかというと...。DIY思想な方に向いている。
基本的にチームは日本全国(一部外国)のサーキットを行脚しており、常時石野サーキットに常駐しているわけではないが、あの菊池専務を筆頭に、ERS山本兄弟も立ち寄る。チーム練習日に課題をもらい、練習し、レースで学ぶ。再び次の課題が与えられ、練習を繰り返し、タイムを縮めていく。
山本兄はオフィシャルの撮影した写真1枚から問題点の指摘とアドバイスをくれたり、山本弟はパドックから出てきていないのにブレーキのタイミングやラインどりの指摘をしたり、う~む、神がかっている。
実際一番育てるのが難しい未経験のオジサンをここまで引っ張りあげてくれるチームをどう評価するかはあなた次第。
最近 Raching Kart Team の体制が強化が進んでおり、2023年度石野は初戦から12台体制だ。自分は素晴らしいと思う。え?社長も出走するの?しかも兄弟で!?